岩手県では脳梗塞患者が多いという現状にありますので、岩手県としては拠点となる地域での神経内科の配置や最先端医療が行えるように最新設備の充実を図り、安定して医療の充実に取り組んでいます。また、大病院の中には治療の難しい神経難病にも積極的に取り組んでいるところもあり、神経内科治療に対して前向きな取り組みが見られるます。

しかし、医師の不足が深刻な問題となっており今後の医師の求人をどのように進めていくかは岩手県が抱える大きな問題の一つであり、この他にも医療施設が県北地域には少ないなどの問題も抱えている状況にあり、今後の大きな課題となっています。

神経内科の医師の求人は増えている状況にあり、常勤医だけでなく非常勤医も人気がありますし、その待遇も良くなってきている中で医師の負担が増えていますので、更なる待遇の改善の取り組みに岩手県を挙げて取り組みを進めている状況にあるといえるでしょう。

【岩手県について】

北東北に位置する岩手県は三陸の海産物が有名ですが、県内各地での農業や畜産業も盛んに行われており、食料自給率が高い県です。農産物では岩泉町のトリュフは国内でも最高級品としての呼び声も高く、高級レストランでなければ味わうことが出来ない逸品です。

冬場の冷え込みは非常に厳しいですが、内陸の一部を除いては雪が極端に積もることは少なく、沿岸部に行くほど殆ど真冬でも積雪は見られません。これは東北以外の方にとっては以外なものかもしれません。

また、人口の8割が内陸に集中している状況にあり、利便性も内陸部が向上していると言えますが、盛岡を境にして北部にいくほど利便性は悪く街並みも閑散としています。自家用車を持っていなければ移動は大変かもしれませんが、居住環境は非常に良いと言えます。